2007年12月19日水曜日

スクリーミング マスターピース

この前、フォーラスシネマパレにて
「スクリーミング マスターピース」という映画を観た。
アイスランドの音楽シーンの歴史と現在をたどった
ドキュメンタリーだが、映画としてはなかなか良くできていて
この手の作品にありがちな凡長さが無く、手堅くまとまっていた。
どちらかと言うと、
映像よりもテーマである音楽自体には複雑な気分になった。
昔東京ロッカーズのドキュメンタリー映画を見たことがあるのだが、
パンクムーブメントのアイスランドにおける受け入れられ具合が
日本とすごく似ているなと感じた。
それを現在の視点で観るとパンクバンドのやっていた音楽が保守的に
聞こえてしまい、古くさく感じた。
でも、逆に良いバンドなども出ていたのも事実で、その意味でも
観る価値はあったなとは思う。